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ポリカーボネートレンズとトリベックスレンズ-どちらが私にとって最適?

目の安全を考えた時に、ポリカーボネートレンズやトリベックスレンズをまずお考えください。他の素材で作られたレンズよりも薄く、軽量であるだけではなく、普通のプラスチックやガラス眼鏡よりも10倍耐衝撃性があります。UVからも100%目を保護してくれます。

このような特徴は特に、スポーツ用眼鏡やキッズのアイウェア[MS15] をお探しの際に重要となりますが、もちろん全ての眼鏡レンズに関係のあることです。ポリカーボネートレンズもトリベックスレンズも安全で、使い勝手の良いレンズですが、見え方が若干異なります。どちらのレンズがご自身に合っているか、ぜひお読みください。

ポリカーボネートレンズVSトリベックスレンズ

ポリカーボネートレンズとは?

ポリカーボネートとは、1953年にBayerのヘルマン・シュネル医師と、ゼネラル・エレクトリックのダニエル・フォックス医師によって発明された特別なプラスチックです。ポリカーボネートレンズは、射出成型によって作られています。従来のプラスチックよりも高価でありながらも、ポリカーボネートレンズは丈夫で、軽量で、よりはっきりと見えます。また、UV保護もしっかりとされています。トレビックスレンズに比べて、コストパフォーマンスが良いと言えます。

ポリカーボネートレンズは、1970年代に宇宙プログラムで使用されるために開発されました。この素材は、宇宙飛行士のヘルメットバイザーや、スペースシャトルのフロントガラスに使用され、想定されていた素材の耐性を超えた効果を発揮しました。

それ以来、1980年代にはポリカーボネートレンズがアイウェア市場に導入され、お子様やスポーツ用アイウェア、商用安全眼鏡の標準素材として使用されて来ました。その丈夫さから、ポリカーボネートレンズは、セミリムレスやマナラガットスタイルの眼鏡フレームとしてよく使用されています。ポリカーボネートレンズは、変更レンズ、着色光線レンズ(トランジションズしても知られる)、サングラスのレンズに使用されることが一般的です。

 

ポリカーボネートレンズの利点

• 優れた耐性。ポリカーボネートレンズは、壊れにくく、プラスチックやガラスの眼鏡よりも10倍丈夫です。

• 弾力。ハードコアの強さと耐性から、お子様に理想的なレンズです。 インパクトレジスタントに優れており、お子様やアスリート、危険な環境下で作業をする方々にぴったりです。

• UVプロテクション。UVライトは、黄斑変性[MS16] や白内障[MS17] や目蓋周りの皮膚癌も引き起こします。ポリカーボネートは、UVを100%カットし、長期的なダメージから簡単に目を保護することができます。

• 薄くて軽量。ポリカーボネートは従来のプラスチックやガラスのレンズに比べて、20-25%薄くなっています。素材の性質から、より度数の高い処方箋[MS18] に推奨されており、またお子様が眼鏡をかける習慣をつけるのに最適です。

ポリカーボネートレンズは、傷には強くありません。しかし、傷防止加工を追加すれば、インパクトレジスタント効果が弱まってしまいます。このレンズを簡単に着色することはできません。

トリベックスレンズ

トリベックスレンズとは?

ポリカーボネートとともに、トリベックスマテリアルもアイウェアへの代替品として開発されて来ました。もともと、軍の戦車のフロントガラスなど軍事用品に使用されてきたトリベックスは、市場でも耐性のある素材として名を知られています。トリベックスレンズ[MS19] は、ポリカーボネートレンズに似た素材から作られており、重さ、耐性インデックス、UVプロテクションの観点から見ても、大差はありません。

この2つの素材の大きな違いは、トリビックスの方がアッベ数が高く、より良いアイウェアエクスペリエンスを提供している。ウレタンベースのモノマーによって作られているため、光の反射を少なく抑えることができるのです。アッベ数が高いものほど、見え方がはっきりとします。

つまり、アッベ数が低い素材で作られたレンズは、コンディションによっては歪みが生じることがあるということです。着用時に、違和感や光を見た時に虹色に見えることがあります。アッベ数が高いことから、トリベックスレンズはポリカーボネートレンズよりも、優れた見え方を提供します。度数の高い処方箋の方の方が歪みがひどくなることが多いため、特にその効果を感じやすいです。

レンズに合ったフレームを選ぶ

ご自身のニーズに合わせてフレームやレンズを選ぶことをおすすめします。情報をたくさん得ることで、より良い選択ができるようになります。

トリベックスレンズ VS ポリカーボネートレンズ

トリベックスレンズとポリカーボネートレンズのどちらがいいか判断するための、簡単な説明はこちらです。

レンズの薄さ

素材の屈折率[MS20] は、マテリアルが光をどのように反射し、屈折させるかを計測する指標で、マテリアルによってどのくらいの速さで光が移るかは変わってきます。マテリアルの屈折率が高いほど、光の移動が遅くなり、光の屈折が大きくなります。ポリカーボネートレンズの屈折率は、1.58で、トリビックスレンズは1.53です。よって、ポリカーボネートレンズはトリビックスレンズに比べて、10%ほど薄いということになります。

耐性とインパクトレジスタンス

ポリカーボネートもトリビックスレンズも、丈夫で軽量で、お子様やスポーツ用アイウェア、安全眼鏡に適しています。レンズはフレームにしっかりはまっている必要があるため、それだけを単体で考えることはできません。通常の眼鏡フレームは壊れやすく、お顔からも落ちやすいため、スポーツやアウトドアアクティビティで着用することは推奨されていません。これに関して、ポリカーボネートかトリベックスレンズのどちらがお手持ちまたはご購入を希望されるフレームに合うか考える必要があります。

重さ

ポリカーボネートレンズは、トレビックスよりも使用しているマテリアル数は少ないのですが、10%近く重いです。

UVプロテクション

ポリカーボネートレンズもトリベックスレンズも、特別なUVカット加工[MS21] をしなくともUVカットをしてくれます。

見え方の明瞭さ

すでにお伝えしたように、トリベックスレンズはポリカーボネートレンズよりも、アッベ数が高いため、はっきりと見えます。

明瞭さが重要である場合、アッベ数が高く、よりはっきりと見えるトリベックスレンズをおすすめします。さらに、通常よりも高めの度数の方にも、光がぼやけて見えたり、周辺視野が歪んだりする不快感を避けるためにトリベックスをおすすめします。

ポリカーボネートレンズのお手入れ方法

眼鏡のレンズが曇っていたり、汚れていたりすると、作業になかなか集中できません。眼鏡のお手入れによって、見え方が改善されるだけではなく、細菌による感染症を防ぐこともできます。以下のステップに従って、眼鏡をお掃除、除菌しましょう。

1. まずはぬるま湯でレンズを濡らします。誇りや汚れなどの分子がレンズに付着します。そのため、乾いた布で拭き取ると、この汚れを広げてしまい、レンズにマイクロスクラッチを引き起こす原因となります。アンモニアやアルコールを含む家庭用洗浄剤は、レンズの損傷にもつながりますので、使用をお控えください。レンズを水洗いしたら、レンズ状の水分を優しく飛ばしてください。

2. マイクロファイバーの眼鏡クロスで優しく眼鏡を拭いてください。優しく扱うことが大切です。ペーパータオルやティッシュ、ナプキンの使用はおやめください。柔らかい見た目、触り心地でも、レンズに傷をつけたり、寿命を縮めたりすることがあります。また、服で拭くこともおやめ下さい。SmartBuyGlassesのアイウェアには、眼鏡クロスがついていますので、こちらをご利用ください。

3. レンズが乾いたら、指に食器用洗剤をとります。レンズを再度濡らして、油分や指紋をなくすように指で広げていきます。

4. ステップ2のように眼鏡を乾かします。

5. フレーム周りのテンプレートや眼鏡の鼻あて部分の除菌するように、除菌シートで拭き取ります。

詳細は、専門家眼鏡技師にご相談いただくか、処方箋眼鏡の優れたオプションであるAriseクラリティーHDレンズをご覧ください。どんな状況にも適した、明瞭さ、快適さ、丈夫さを誇るレンズです。

さらにご質問のある方は、当社の眼鏡技師にご相談ください!Caitlynについてはこちら

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ポリカーボネートレンズとトリベックスレンズ-どちらが私にとって最適?

目の安全を考えた時に、ポリカーボネートレンズやトリベックスレンズをまずお考えください。他の素材で作られたレンズよりも薄く、軽量であるだけではなく、普通のプラスチックやガラス眼鏡よりも10倍耐衝撃性があります。UVからも100%目を保護してくれます。

このような特徴は特に、スポーツ用眼鏡やキッズのアイウェア[MS15] をお探しの際に重要となりますが、もちろん全ての眼鏡レンズに関係のあることです。ポリカーボネートレンズもトリベックスレンズも安全で、使い勝手の良いレンズですが、見え方が若干異なります。どちらのレンズがご自身に合っているか、ぜひお読みください。

ポリカーボネートレンズVSトリベックスレンズ

ポリカーボネートレンズとは?

ポリカーボネートとは、1953年にBayerのヘルマン・シュネル医師と、ゼネラル・エレクトリックのダニエル・フォックス医師によって発明された特別なプラスチックです。ポリカーボネートレンズは、射出成型によって作られています。従来のプラスチックよりも高価でありながらも、ポリカーボネートレンズは丈夫で、軽量で、よりはっきりと見えます。また、UV保護もしっかりとされています。トレビックスレンズに比べて、コストパフォーマンスが良いと言えます。

ポリカーボネートレンズは、1970年代に宇宙プログラムで使用されるために開発されました。この素材は、宇宙飛行士のヘルメットバイザーや、スペースシャトルのフロントガラスに使用され、想定されていた素材の耐性を超えた効果を発揮しました。

それ以来、1980年代にはポリカーボネートレンズがアイウェア市場に導入され、お子様やスポーツ用アイウェア、商用安全眼鏡の標準素材として使用されて来ました。その丈夫さから、ポリカーボネートレンズは、セミリムレスやマナラガットスタイルの眼鏡フレームとしてよく使用されています。ポリカーボネートレンズは、変更レンズ、着色光線レンズ(トランジションズしても知られる)、サングラスのレンズに使用されることが一般的です。

 

ポリカーボネートレンズの利点

• 優れた耐性。ポリカーボネートレンズは、壊れにくく、プラスチックやガラスの眼鏡よりも10倍丈夫です。

• 弾力。ハードコアの強さと耐性から、お子様に理想的なレンズです。 インパクトレジスタントに優れており、お子様やアスリート、危険な環境下で作業をする方々にぴったりです。

• UVプロテクション。UVライトは、黄斑変性[MS16] や白内障[MS17] や目蓋周りの皮膚癌も引き起こします。ポリカーボネートは、UVを100%カットし、長期的なダメージから簡単に目を保護することができます。

• 薄くて軽量。ポリカーボネートは従来のプラスチックやガラスのレンズに比べて、20-25%薄くなっています。素材の性質から、より度数の高い処方箋[MS18] に推奨されており、またお子様が眼鏡をかける習慣をつけるのに最適です。

ポリカーボネートレンズは、傷には強くありません。しかし、傷防止加工を追加すれば、インパクトレジスタント効果が弱まってしまいます。このレンズを簡単に着色することはできません。

トリベックスレンズ

トリベックスレンズとは?

ポリカーボネートとともに、トリベックスマテリアルもアイウェアへの代替品として開発されて来ました。もともと、軍の戦車のフロントガラスなど軍事用品に使用されてきたトリベックスは、市場でも耐性のある素材として名を知られています。トリベックスレンズ[MS19] は、ポリカーボネートレンズに似た素材から作られており、重さ、耐性インデックス、UVプロテクションの観点から見ても、大差はありません。

この2つの素材の大きな違いは、トリビックスの方がアッベ数が高く、より良いアイウェアエクスペリエンスを提供している。ウレタンベースのモノマーによって作られているため、光の反射を少なく抑えることができるのです。アッベ数が高いものほど、見え方がはっきりとします。

つまり、アッベ数が低い素材で作られたレンズは、コンディションによっては歪みが生じることがあるということです。着用時に、違和感や光を見た時に虹色に見えることがあります。アッベ数が高いことから、トリベックスレンズはポリカーボネートレンズよりも、優れた見え方を提供します。度数の高い処方箋の方の方が歪みがひどくなることが多いため、特にその効果を感じやすいです。

レンズに合ったフレームを選ぶ

ご自身のニーズに合わせてフレームやレンズを選ぶことをおすすめします。情報をたくさん得ることで、より良い選択ができるようになります。

トリベックスレンズ VS ポリカーボネートレンズ

トリベックスレンズとポリカーボネートレンズのどちらがいいか判断するための、簡単な説明はこちらです。

レンズの薄さ

素材の屈折率[MS20] は、マテリアルが光をどのように反射し、屈折させるかを計測する指標で、マテリアルによってどのくらいの速さで光が移るかは変わってきます。マテリアルの屈折率が高いほど、光の移動が遅くなり、光の屈折が大きくなります。ポリカーボネートレンズの屈折率は、1.58で、トリビックスレンズは1.53です。よって、ポリカーボネートレンズはトリビックスレンズに比べて、10%ほど薄いということになります。

耐性とインパクトレジスタンス

ポリカーボネートもトリビックスレンズも、丈夫で軽量で、お子様やスポーツ用アイウェア、安全眼鏡に適しています。レンズはフレームにしっかりはまっている必要があるため、それだけを単体で考えることはできません。通常の眼鏡フレームは壊れやすく、お顔からも落ちやすいため、スポーツやアウトドアアクティビティで着用することは推奨されていません。これに関して、ポリカーボネートかトリベックスレンズのどちらがお手持ちまたはご購入を希望されるフレームに合うか考える必要があります。

重さ

ポリカーボネートレンズは、トレビックスよりも使用しているマテリアル数は少ないのですが、10%近く重いです。

UVプロテクション

ポリカーボネートレンズもトリベックスレンズも、特別なUVカット加工[MS21] をしなくともUVカットをしてくれます。

見え方の明瞭さ

すでにお伝えしたように、トリベックスレンズはポリカーボネートレンズよりも、アッベ数が高いため、はっきりと見えます。

明瞭さが重要である場合、アッベ数が高く、よりはっきりと見えるトリベックスレンズをおすすめします。さらに、通常よりも高めの度数の方にも、光がぼやけて見えたり、周辺視野が歪んだりする不快感を避けるためにトリベックスをおすすめします。

ポリカーボネートレンズのお手入れ方法

眼鏡のレンズが曇っていたり、汚れていたりすると、作業になかなか集中できません。眼鏡のお手入れによって、見え方が改善されるだけではなく、細菌による感染症を防ぐこともできます。以下のステップに従って、眼鏡をお掃除、除菌しましょう。

1. まずはぬるま湯でレンズを濡らします。誇りや汚れなどの分子がレンズに付着します。そのため、乾いた布で拭き取ると、この汚れを広げてしまい、レンズにマイクロスクラッチを引き起こす原因となります。アンモニアやアルコールを含む家庭用洗浄剤は、レンズの損傷にもつながりますので、使用をお控えください。レンズを水洗いしたら、レンズ状の水分を優しく飛ばしてください。

2. マイクロファイバーの眼鏡クロスで優しく眼鏡を拭いてください。優しく扱うことが大切です。ペーパータオルやティッシュ、ナプキンの使用はおやめください。柔らかい見た目、触り心地でも、レンズに傷をつけたり、寿命を縮めたりすることがあります。また、服で拭くこともおやめ下さい。SmartBuyGlassesのアイウェアには、眼鏡クロスがついていますので、こちらをご利用ください。

3. レンズが乾いたら、指に食器用洗剤をとります。レンズを再度濡らして、油分や指紋をなくすように指で広げていきます。

4. ステップ2のように眼鏡を乾かします。

5. フレーム周りのテンプレートや眼鏡の鼻あて部分の除菌するように、除菌シートで拭き取ります。

詳細は、専門家眼鏡技師にご相談いただくか、処方箋眼鏡の優れたオプションであるAriseクラリティーHDレンズをご覧ください。どんな状況にも適した、明瞭さ、快適さ、丈夫さを誇るレンズです。

さらにご質問のある方は、当社の眼鏡技師にご相談ください!Caitlynについてはこちら

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